パチョリにエレガントなレザーのニュアンスを与えることで、この上ない現代性を表現することが可能になりました。パチョリは、インドネシアで"Nilam"の名で知られている香水の古典的な素材ですが、このオートクチュール感を纏った調香により新しく生まれ変わりました。このパルファンにおいて、調香師のセリーヌ・ペルドリエルは、昏さを帯びたアニマルノートを前面に出しています。香りはまず、フレッシュで洗練されたヴァイオレットリーフの香りから幕を開けます。ミドルノートには、高貴なローズの香りがレザーの大胆さと出会い、最後に深みのあるパチョリがタバコの酩酊感を伴ったノートと混じり合い、官能的なノートを生み出します。「キュイール ニラム」は、パリらしいエレガンスを伴ったレザージャケットをまとったパチョリを表現したパルファンです。